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J・マーフィの教え
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J・マーフィの教え
2015年12月29日
潜在意識と顕在意識
フロイトは、意識と無意識は連続的につながっていると考えていました。
そして、無意識の力は非常に強大である。だからこそ、その無意識の力を意識と関連づけることが重要で、意識によっては無意識の強大な力を生かせるとも主張しました。すなわち、フロイトは意識によって、無意識に潜む未知の可能性を積極的に引き出せると考えたのです。
フロイトは催眠を使うことによって無意識の力を引き出し、さらに無意識は意識に強い影響を与えることも証明してみせました。この考え方は、マーフィーの潜在意識哲学とほぼ軌を一にするものです。
マーフィーは潜在意識(フロイトのいう無意識)と顕在意識(フロイトのいう意識)を氷山に例えています。
マーフィーの『The magic of Extrasensory Power』には、次の言葉があります。
「あなたの心は90%が水面下に沈んでいる氷山と同じです。
あなたの生活の90%は、水中に没している意識(潜在意識)によって支配されています。
あなたの潜在意識の信念があなたの意識的な行為のすべてを指揮し、支配し、コントロールしているのです」
存在している力のごく一部しか使っていないということは、最近の脳科学でもあきらかになっています。
人の脳はおよそ140億個の神経細胞をもっています。
しかし、実際に使っているのはこの140億個のうちの3%ほどにすぎません。
残りの90%以上の神経細胞は使われないまま眠っているのです。ここでも、マーフィーのいう、水面下にある氷山という形容そのままであることに、驚くほかありません。
エジソンやアインシュタインなど、天才と呼ばれる人たちでも、使っている神経細胞は6-7%だといわれます。
視点を変えれば、自分の内奥にひそむ宇宙生命エネルギーを引き出し、使いこなせば、誰でも天才の域に達することができるということです。「そう願えば、どんな願いもかなう。潜在意識がそれを実現します」
というマーフィーの言葉に、針の先ほどの誇張も、演出も無いことを納得していただけるでしょう。





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